不動産投資で注目を集めるリースバック|メリット・デメリットを解説

不動産投資を検討している方は、リースバックに注目するとよいかもしれません。他の選択肢にはない魅力があるからです。このページでは、リースバックの概要を解説するとともに投資家から見たメリット・デメリットを紹介しています。以下の情報を参考にすれば、リースバックについて理解を深められるはずです。

不動産投資におけるリースバックとは

リースバックは、不動産売却と不動産賃貸を組み合わせた仕組みです。売主と買主から見たリースバックは次のようになります。

売主目線:自宅を売却したうえで、賃貸住宅として住み続ける仕組み
買主目線:不動産を買い取ったうえで、売主に貸して家賃収入を得る仕組み

買主は、他のリースバック業者や投資家へ不動産を売却することもあります。ここで気になるのが、投資家から見たリースバックです。投資家から見たリースバックは「リースバック物件へ投資して、家賃収入(将来的には売却益)を得ること」となります。投資家から見た場合、リースバックにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

リースバック物件に投資するメリット

リースバック物件に投資する主なメリットは次の通りです。

利回り率の高さ

リースバック物件の利回りは、一般的な賃貸物件の利回りよりも高くなる傾向があります。多くの場合、市場価格の7~8割程度で買い取るからです。ちなみに、1か月あたりの賃料は「買取価格×期待利回り÷12カ月」で算出します。年間の家賃は、買取価格の1割程度になることが多いようです。

空室リスクの大幅軽減

リースバック物件は、最初の空室期間が発生しません。売主がそのまま住み続けることになるからです。また、長く住み続けたいと考える売主が多いため、一般的な賃貸物件に比べると空室リスクも低くなります。

売却時に伴う利益を出しやすい

リースバック物件は、売却時に利益を出しやすいと考えられています。市場価格の7~8割程度で買い取るからです。非常に魅力的な投資先といえるでしょう。

リースバック物件に投資するデメリット

リースバック物件に投資する主なデメリットは次の通りです。

最初の借主を自由に選ぶことができない

リースバック物件は、最初の借主を自由に選べません。不動産売却と不動産賃貸がセットになった仕組みだからです。最初は、必ず売主に貸すことになります。一定期間は、自由に借主を探せない点に注意が必要です。

物件の買い戻しに応じる必要性がある

契約内容によっては、売主からの買戻しの要望に応じなければなりません。必ずしもデメリットになるわけではありませんが、物件を保有し続けたいなどの希望がある場合は注意が必要です。リースバック物件に投資をするときは、買戻し条件などを確認しておきましょう。

リースバック物件は魅力的な不動産投資先

リースバックは不動産売却と不動産賃貸がセットになった仕組みです。投資家はリースバック物件に投資することができます。リースバック物件には、利回りが高い、空室リスクが低い、キャピタルゲインを狙いやすいなどのメリットがあります。もちろん、デメリットもありますが、魅力的な投資先といえるでしょう。ただし、通常の不動産投資とは仕組みが異なるため、詳細について理解しておく必要があります。興味のある方は、不動産セミナーに参加して必要な情報を集めておきましょう。

 

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